否哉いやや、新ターゲットは電車男?!
一条通りを夜行中の妖怪たちに突撃インタビューを試みる「モノノケスクープ」。 第三回は若い女性の後姿でありながら正面は親爺顔の妖怪、否哉さん。
たおやかに行進するする否哉さんに取材を申し込むと、今日は化粧のノリが良いから特別と言いながら協力してくれた。
否哉さんは、若い女性の後姿で道行く男性の気を引き、 顔を確認しようと正面にまわりこんでくるその男性を親爺顔で驚かせるという妖怪だが、 最近はただのコスプレ愛好家と間違えられてあまり相手にされないことも多いという。 また基本的にターゲットは男性のみなので活躍できる機会も少ないと語ってくれた。
一方、否哉さんと同じような手法をとる毛娼妓さんという女性の妖怪は、 正面の顔が長い髪で覆われており、 こちらのほうは近年の日本のホラー映画の影響でかなりの成果を挙げているそうである。 否哉さんもこのライバルの活躍を聞き、新たな題材を研究中であると言い、まだ検討中ではあるが、 最近は一部の男性の間で西洋の給仕(メイド)が流行っているそうなので、 メイド服の着用を考えているという恐ろしい言葉を残し再び行列に帰っていった。
装いも新たにリニューアルした否哉さんが、電車男たちの度肝を抜くのもそう遠くないかもしれない。(文・撮影コウノジュンヤ)

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