百鬼夜行と一条通り
百鬼夜行とは 付喪神とは 付喪神たちの通り道 大将軍商店街、百鬼事業部 京都妖怪観光のススメ

京都妖怪観光のススメ

京都は日本有数の観光都市といわれています。
雅な都を今に伝える数々の文化財、様々なご利益のある神社仏閣、四季折々の名勝絶景、そこを訪れる観光客。 観光とは易経の「国の光を観る」に由来します。
京都はまさに、その「人々に観せるべき光」で溢れています。 しかし、人々はその裏側に存在する数々の闇を知りません。

あまり知られていませんが、京都は百鬼夜行に代表されるような怪伝説の宝庫なのです。
そもそもこの地に都ができたのは、時の天皇が弟の怨霊を恐れて逃げてきたからですし、世界文化遺産に登録されている比叡山延暦寺も、鬼のやってくる不吉な方角「鬼門」を守護する目的で建立されたのがそもそもの起源ですし、京都最大のお祭り、祇園祭も、疫病をもたらす祟り神を鎮めるためのお祭りだったのですから。

京都には数多くの文化遺産が存在していますが、その多くは建築様式や豪奢な装飾など、目に見える部分のみに注目が集まり、そこに伝わる物語、特に伝説、妖怪にまつわる物語は知られていません。
それら知られざる闇の物語は、時にどんな文化財よりも雄弁に過去の世界を物語ってくれます。
私たちが先人から受け継ぎ、未来へと遺すべき遺産とは、何も、仏像や歴史的建造物など、目に見えるものだけではありません。
闇を恐れ、光を敬い、自然の中に神や妖怪を見出し、人ならざる者に敬意を示す心こそ、私たちが文化や歴史とともに過去の世界から受け継いだ、もうひとつの遺産なのではないでしょうか。

光と闇が混じり合う、千年の都、古都京都。
妖怪たちと共に、知られざるもうひとつの京都を旅してみませんか。

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