百鬼夜行と一条通り

平安時代、夜の大路を様々な化物が徒党を組んで闊歩したという有名な百鬼夜行。

夜も煌々と明かりが灯る現代、百鬼夜行が無くなってしまって久しいが、2005年、約千年ぶりにその百鬼夜行が復活した。 大将軍商店街、百鬼事業部が妖怪町おこしの旗揚げの狼煙として、大将軍八神社の秋祭りの宵宮(10月15日)に、百鬼夜行にちなんだ 妖怪仮装行列を開催したのだ。









今回は、河童や天狗、小豆洗いなどのメジャーどころの皆さんや、塗仏や毛羽毛現、否哉などのツウ好み
する方々にもお越しいただいた。
妖怪の皆様には、約一時間かけて、古道具の妖怪である付喪神が夜行したという一条通りを闊歩していただき、ぐるっと迂回して北野天満宮前を通り、 再び一条通りに帰ってきていただく。

日が沈み、あたりが暗くなってきた頃、大将軍八神社を数人の妖怪の一団が出発し、一条通りを練り歩きながら、物陰や路地裏に潜んでいる 妖怪たちが合流し、あっという間に30人ほどの行列に膨れ上がった。

当日、雨であったのにもかかわらず、多くのギャラリーやマスコミの方々が妖怪たちのパレードを見守る中、子供たちははしゃいで妖怪たち の後を付いてまわり、犬は異常を察して吠えまくり、中には即興の仮装で飛び入り参加してくれた人までいた。
こうして千年ぶりの百鬼夜行は人と妖怪が入り混じって大いに盛り上がった。

なお、後で聞いた話だが、妖怪系のイベントをすると必ず雨が降るらしい。
あの雨は妖怪たちの祝福の雨であったのかもしれず、妖怪ストリートの誕生記念イベントとしては何よりの成果だったのではないだろうか。

最後になりましたが、ボランティアで行列に参加していただいた皆様、メイクを担当していただいたECCの学生の皆様、小道具をお貸しいただいた高津商会様、本当にありがとうございました。

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